あなたは「ゴルフをはじめよう!」と決心しました。
でも、どのようにはじめたらいいかわかりませんよね。
考えるのは誰に教えてもらうかということ…
「ゴルフデビュー3原則」でもお話ししましたが
ゴルフをはじめるにあたっては
最初に教えてもらう人を慎重に選ぶ必要があります。
私の一番のおススメは
ゴルフスクールに入会して
プロやインストラクターに教えてもらうことです。
本日はその理由について説明します。
目次
ゴルフのはじめ方は3種類
「誰に教えてもらうか」ということを視点に考えると
ゴルフのはじめ方は3種類あります。
1. ゴルフスクールに入会してプロに教えてもらう
2. 知り合いのゴルファーに教えてもらう
3. 独学で学ぶ
一番のおススメは
1の「ゴルフスクールへ入会する」だと言いましたが、
ゴルフスクールはお金がかかりますので
ちょっと躊躇してしまいますよね。
親しい友だちや家族がゴルフをしていたら
その人に教えてもらえばいいと思うのは当然かと思います。
また、最近はyoutubeにたくさんのマニュアル動画があり
それで料理やDIYをはじめる人も多いですから
ゴルフもネットにあふれる
レッスン動画を見ればできるのではないかと思ってしまいます。
では、なぜ、ゴルフスクールへの入会が
一番のおススメなのでしょうか?
ゴルフスクールへ入会するのがおススメな理由
一度身についた自分のスイングを変えるのは難しい
ゴルフスクールをおススメする一番の理由、
それは、ゴルフスイング(クラブの振り方)は
一度身につくとそれを変えるのが非常に難しいということです。
私は父に教えてもらって
ゴルフをはじめました。
父は教えるのが上手い人だったので
私も「そこそこのレベル」でまわれますが、
いくつか直した方が良いところがあるので
プロに教えてもらってスイングを直そうとしたことがあります。
しかし、スイングを変えると
とたんにボールが上手く飛ばなくなり
ゴルフをはじめた頃と同じようなスコアに戻ってしまいました。
プロに相談すると
何カ月か我慢すれば段々良くなると言われました。
当時の私は仕事で他の会社の人と
ゴルフをすることが多く
下手なままだと同伴者に迷惑をかけてしまうので
スイングを変えることはやめてしまいました。
このように一度身につけた自分のスイングを変えるのは
長い時間と努力が必要なのです。
ですから、一番最初に正しいスイングを
教えてもらうことが大事なのです。
インドアゴルフスクールが進化し、増えている
ゴルフスクールはどんな所にあるかわかりますか?
昔はゴルフスクールというと
打ちっ放し練習場の中にあることが多かったですが
今は、インドアゴルフスクールが増えています。
その多くは、シミュレーションゴルフを使っています。
シミュレーションゴルフとは
ゴルフ場の映像が映し出されたスクリーンに向かって
ボールを打って練習する施設です。
シミュレーションゴルフは
さまざまなセンサーを駆使して
どのようにボールが飛んでいくかを予測して
スクリーン上にボールの軌跡を表示します。
その軌跡を見て
自分でも上達の様子がよくわかりますので
飽きずに練習を続けることができます。
私がゴルフをはじめた30年前の
インドアゴルフスクールでは
数メートル先の丸い印のついた的に向かって
打つことしかできませんでした。
「ひたすら打つ」という苦行のような練習で
つまらなくてやめる人も多くいました。
また、インドアスクールは高ささえあれば
あまり広くないスペースでも作れるので
駅の近くにある施設も増えています。
習い事は「通いやすい」ということが
継続するためにはとても重要ですから
選択肢が増えるというのは嬉しいことです。
友だちに教えてもらうことをおススメしない理由
ゴルフが上手い人=教えるのが上手い人ではない
私がプロやインストラクターの方以外の人に
教えてもらうことをおススメしない理由は
ゴルフが上手い人と教えるのが上手い人はイコールではないということです。
私にゴルフを教えてくれた父はゴルフも上手いですし
ゴルフを教えるのも上手いです。
一緒にゴルフをしている時に
うまく打てなくなっても
父のワンポイントアドバイスですぐに改善します。
しかし、父と同じくらいゴルフが上手い私のダンナ様に
「今のショットはどこが悪かった?」と聞いても
「よくわからない」と言ってうまく教えてくれません。
「名選手、必ずしも名監督にあらず」という言葉がありますが
これは、ゴルフにもあてはまります。
ゴルフが上手い人が
必ずしも、ゴルフを教えるのが上手い人ではないのです。
自分の周りのゴルファーが
ゴルフを教えるのが上手い人かどうか
あなたはわかりますか?
わかりませんよね?
だから、ゴルフスクールへ入会することをおススメするのです。
友人関係にヒビがはいってしまう恐れあり
私の友人で
「ケンカになるからダンナには
ゴルフを教えてもらわない」という人がいます。
同じようなことを言う人が何人もいます。
どうしてでしょうか?
それは、ゴルフが
「ここを直せ」と言われても
すぐにできないスポーツだからです。
ゴルフは静止したボールを打つので
簡単そうですがそうはいきません。
これは、ゴルフのスイングが
テニスや野球と回転する方向が違うということが原因でしょう。
例えば、テニスで素振りをしてみます。
バックスイングをして
そこでいったん止めてみてください。
ラケットは自分の右側から
自分の後ろへ動かしているはずです。
ラケットがどの高さにあって
ラケット面がどの方向を向いているか見えますね。
では、ゴルフの素振りはどうでしょう。
目の前に置いてあるボールを打つと思って
棒状の物を持って
体の右から上へ振り上げてそこで止めてください。
さあ、手がどのあたりにあるか、
棒はどの方向に向いているか見えますか?
見えませんよね。
きっと、大きな姿見でもあれば見えるのでしょうが、
鏡なしではまったく見えません。
だから、誰かに教えてもらっても
言われたとおりにできているのか
自分ではわかりにくいのです。
言われたとおりにできないと
教えた方も教えられた方も
イライラしてきますよね。
それで、どうしてもケンカしてしまうのです。
私も父に教えてもらいながら
何度もイライラして
父に文句を言いました。
親子ですから
父が私を嫌うことはありませんでしたし、
私が父を嫌になることもありませんでした。
しかし、これが友人だったら
きまずい関係になってしまったかもしれません。
ゴルフスクールのプロやインストラクターであれば
教えるのに慣れていますので
生徒をうまくなだめながら
上達に導いてくれるはずです。
独学をおススメしない理由
ゴルフスイングは理解しにくい
ここまで説明してきましたが、
それでも、自分の運動神経に自信のある方なら
Youtubeやゴルフ雑誌を見て
練習すればいいと思われるかもしれません。
そんな方は一度
練習場に行って打ってみてください。
きっと、多くの方が
クラブがうまくボールに当たらないはずです。
空振りを何度もしてしまう人もいるはずです。
先ほど説明したように
ゴルフの素振りをして途中で止めても
自分がどのような状態なのかは
鏡がなければわかりません。
第3者の目が必要なのです。
その人にベストな状態に体を動かしてもらって
自分で感覚をつかまないと
そのベストな状態を再現することはできません。
ですので、独学はおすすめできないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴルフを誰に教えてもらうかという視点で考えられると
ゴルフのはじめ方は3種類ありますが
おススメなのはゴルフスクールで教えてもらうことです。
女性の方なら
ピアノやお習字など
子どもの頃から習い事をされていた方も多いと思います。
つまり、女性は男性より人から習うのに慣れているのです。
「ゴルフをはじめたい」と思っている方は
是非、ゴルフスクール選びから始めてください。